1999-03-11 第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
今日、極めて需給が緩んでおるものですから、ややもすると、石炭は何ぼでも良質炭を買えるのじゃないかという感じがあるわけですが、私は、これは一時的なものじゃないか、こう思います。 その原因は、あくまでも、アジアの経済危機により、もっとIPPもふえて需要がふえるじゃないかということだったのが、ぱたりと停滞しておる。それを目安に、豪州あるいはインドネシア、こういったところが増産体制に入っている。
今日、極めて需給が緩んでおるものですから、ややもすると、石炭は何ぼでも良質炭を買えるのじゃないかという感じがあるわけですが、私は、これは一時的なものじゃないか、こう思います。 その原因は、あくまでも、アジアの経済危機により、もっとIPPもふえて需要がふえるじゃないかということだったのが、ぱたりと停滞しておる。それを目安に、豪州あるいはインドネシア、こういったところが増産体制に入っている。
鉱区は磐の沢と呼ばれる露頭坑を含み良質炭であり、埋蔵炭量は一億二千六百万トンを有しているといわれますが、急傾斜坑が多く、採炭箇所も現在マイナス千二百八十メートルまで開発が進んでおります。同鉱は昭和五十年のガス爆発災害のため、全坑道の水没という措置がとられましたが、復旧に努めました結果、五十二年より一部生産を再開して以後切羽増設が進み、最近では年産百二十万トンの出炭規模に達しています。
露天掘りのできるような良質炭と、日本のようにある程度掘り尽くして相当深いところへ行って労働条件が悪いのに働かなければ掘れない、そういう労働そのものを比較してみますと、木本委員が御指摘になるような点はよくわかるんです。
わが国の炭鉱のように地下千メートルも掘っておるという炭鉱におきましては、しかも良質炭が出るというところにおきましては、良質炭にはやはりガスが相当含まれておるということをお聞きをいたしますが、したがって、ガスを抜きましても、ガス突出だとかあるいは火災の発生というようなことは、完全防止ということはこれはなかなか不可能ではなかろうかと思うのでございます。
それから非常に良質炭であって立地条件が非常によく、そして累層であったということのゆえに、鉱害の復旧をほとんどしていないのです。復旧しようといたしますと次にまた掘るわけですから、復旧がなかなかできない。要するに安定しないわけです。そこで、非常な大きな鉱害を残したままになる。いよいよ鉱害防止をしなければならぬ時期が来ますと今度は資力がない。
○岩間正男君 それじゃ奔別の場合、これはあなたがさつき言ったけれども、住友奔別炭礦の場合を考えると、これは六千カロリー以上の良質炭で、しかもこれは可採炭量は一億トンはかたいと言われている。それを、操業中この前突如閉山してしまった、それはどういう理由だったのか。最も期待された山であったと思いますから、これを再開発に踏み切るべきじゃないか、こういうふうに当然これは考えられるわけだが、いかがですか。
その長い歴史を持った夕張、北海道といえば、石炭といえば夕張、夕張といえば大夕張というような古い歴史を持ったところでありますし、また良質炭が相当出ていたところでありますし、おっしゃられたとおり、その付近の人たちは直ちに生活に困窮していくようになるわけでありますので、十二分にこの点を考慮してもらいたいと思います。 それから大臣にもこのことについて御答弁をひとつ願っておきたいと思います。
かりに良質炭の供給がむずかしくなります場合には、環境基準を守りますために、良質重油の混焼を行ないますので、石炭の消費量は漸減するような結果になるわけでございます。
それから、意見の中で、今後の問題として良質炭の確保ということが言われておりますけれども、まあこれ以上低硫黄の良質炭をたくさん望めないということになりますと、一つには重油との混焼が考えられますが、重油の混焼の場合と、それから低硫黄の良質の輸入炭を使って混焼した場合と、どのぐらいコストに差ができるのか。
こういうようなことでは、特にわれわれが心配することは、先ほど参考人のお話もありましたように、アメリカは一審良質炭が出るけれども、しかしそれは東海岸からパナマ運河を渡って実に遠距離にわたって輸送してこなくちゃならぬという問題、さらにまた、今日のアメリカの原料炭は、日本だけでなくヨーロッパに輸出をしなくちゃならぬ、こういう状況にあるわけです。
それから第二の点でありますが、南夕張の開発は、空知炭田でも特に夕張衣地区は原料炭の山で、一応国内原料炭としては良質炭が夕張の地帯では出るわけです。しかし一方において、現在稼働中の原料炭の山はビルドアップし、増産態勢をとる。このことは、新鉱を開発するよりも、一応炭鉱があるわけですから、それに積み重ねたほうが経費が安い。
それでこの計画の効果をさらに詳しく申しますと、先ほど二百六十万トンの石炭が節約できると申しましたが、この二百六十万トンといったような石炭は、いずれも列車にたく石炭は良質炭でございまして、わが国の現在の産出にすでに御承知のように四千二百万トン見当でありますが、経済総合六カ年計画によると、これが五千万トンぐらいに相なるということになっておりまするが、しからばその四十年になって電化をいたさずにただいまのような
それから他の良質炭の利用でございますが、先ほども言ったように、発電所が水主火従が火主水従になりますと、ここで非常に能率が上るということも、これはわれわれ石炭の消費者としての義務だろうと考えております。しかし能率が非常に上りますと、絶対の石炭の消費量は上るわけでもなさそうでございます。結局出力は非常にふえるけれども、絶対の石炭の消費量はそれほどでもないということになるのじゃないかと思います。
現在デフレであり、売れない、コストを下げなければなりませんので、はつきり申し上げますと、とりやすいところから、しかも良質炭をとつておる。こういう状態でそのまま推移いたしますと、これが好景気に向いますと、当然高炭価として現われて来ることは必至である。こういう状態の中で、今後の合理化の問題をどういうようにお考えになつておるのか。さらにまた、貯炭はなるほどかかえております。
特にコークス等の関係からいたしまして、良質炭が要望されるのでありますが、この適正炭の入手の見通し、これは輸入等の関係もあると思いますが、その見通しの問題を伺いたい。
これは副産物としてきわめて重要視しなければならないコークスの品質が、原料炭によつて左右されますので、そういう関係からいたしましても、またガスの発生量からいたしましても、今日の設備ではかなり良質炭を要求しております。
従つてカロリーの悪い粉炭では河ら用をなさない、従つてやはり六千七百から七千カロリーの石炭を購入しなければ、寒さをしのぐ二とができないという実情でありますので、良質炭はやはり現在でも相当の高い値段を保つております。その点、私は去年も総裁にお願いして、少しばかり増額をしていただきましたが、本年はこれに対しまして、税の問題ともからみますので、相当御考慮を願いたいと思つているのです。
(拍手) すなわち、石炭は、縦坑近代化五箇年計画によつて、良質炭コスト引下げ、そのための効果ある機構としての国営化を目途とするものでありまするが、当面緊急の安い原料炭という要請に対しましては、中国貿易を初めとするアジア貿易の全面的再開を期するものであります。
その要綱を次に簡単に申し上げまするならば、まず石炭は縦坑近代化五箇年計画によつて、良質炭のコストの引下げをはかり、そのための効果ある機構として国営化を目的とするのでありますが、当面緊急の安い原料炭という要請に対しましては、中国貿易の全面的再開を期する方針をとつたのであります。
(拍手)さらに石炭、電力、燃料等の重要物資についても、今日米軍によつて、ほしいままに経済外の収奪がされておるのであります、北海道では、六千カロリー以上の良質炭は全部優先的に朝鮮作戦に使用され、このため、北海道道民は、この寒い冬空に暖房用石炭の欠乏に困窮し果てているのであります。しかも、これに対し、日本政府は、まつたくその対策を放棄しておる実情であります。
更に又朝鮮向といたしまして、二十一万トンという大口の注文が入りまして、もう一つは御承知の通り今年の二月は異常な渇水期でありまして、これがために火力発電用といたしまして、これ又相当の石炭を必要といたしており、殊に朝鮮向の輸出は中塊炭以上の良質炭が要望されましたので、かたがた在庫は更に急激に減少いたしまして、遂に二月末におきましては百四十数万トンに過ぎない、近年かつて見ない実は在庫量に減少いたしたのであります